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■もうひとつの世界
■中学生を知る勇気がありますか?
■涼子・21歳
■背面監視
■しっかりと一歩ずつ
■平凡ではない平凡
■離婚を選んだ女たち
■IMF韓国・失業したホームレス
■そこに街があった
■科学者として
■私たちは忘れない
■ビデオ塾の映像記録入門
■沖縄・基地案内
■盗聴法ダイジェスト
■ImperfecTV
■回想 川本輝夫



 
つくる・見せる・変える〜日本・韓国のビデオアクティビズム ビデオアクティビズムは、出来上がった作品だけでは完結しないという点にその大きな特徴がある。撮影段階における取材対象者、あるいは運動体との関わり、上映会、集会、イヴェントなど、作品を見せる場を作りだすことで人的ネットワークを拡げ、作品を流通 させ、社会変革へとつなげていくのである。

90年代初頭、ニューヨークのペーパータイガーTVの活動が日本にも紹介された。既存のマスメディアに対するオルタナティブな映像を、パワフルに、そして時にユーモラスに発信する彼らのしたたかな活動は、日本にもビデオアクティビズムという新しい発想をもたらした。ビデオのハード面 における発達は、低予算で高画質な作品作りを可能にした。かつての“記録映画”とは違うフットワークの軽さを獲得し、また時に極めて個人的な視点に立った独自の作品も生み出されている。ドキュメンタリーとメディアの未来を考える上で、このビデオアクティビズムの問題は重要性を増している。

近年、日本と韓国で高揚がめざましい自主メディア状況を、日本のVIDEO ACT!のスタッフが紹介し、問題を提起する。労働運動や女性の生き方、ホームレスなど、日韓で共通 のテーマを扱った作品を併映する。
 

■キャンペーン作品■
ニッポン・戦争・私―1999―

NIPPON, WAR, ME1999

日本/1999/日本語、英語/カラー/ビデオ/70分

タイトルからイメージされる想いを、3分にまとめた映像を公募。寄せられた映像はそのままつなげられ、本映画祭の会場で上映される。誰もが発信者になることができるビデオアクティビズムの実践である。
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COPYRIGHT:Yamagata International Documentary Film Festival Organizing Committee