ポスターデザイン

開催ポスターデザイン
YIDFF 2025 ポスターデザインは、東北芸術工科大学との連携のもと、グラフィックデザイン学科3年生66名の方々に取り組んでいただきました。審査の結果、戸島楓子(としま ふうこ)さんのデザインに決定しました。
【戸島楓子さんによるデザインコンセプト】積み石は、わずかな傾きや重なり方で形を変える、再現できない一瞬のかたちである。
その一度きりの儚さや緊張感は、ドキュメンタリー映画の本質と重なる。
偶然と必然が交差する中で立ち上がる記録は、常に崩れる可能性をはらみながらも、今しか残せない強い意志を映し出す。積むという行為には、現実を見つめ、記録しようとするまなざしがある。
私はその瞬間に宿る力を、積み石というモチーフに重ね、ドキュメンタリー映画の象徴として視覚化した。

作品募集ポスターデザイン
YIDFF 2025 作品募集ポスターのデザインは、東北芸術工科大学との連携のもと、グラフィックデザイン学科3年生72名の方々に取り組んでいただきました。審査の結果、佐々木駆(ささき かける)さんのデザインに決定いたしました。
【佐々木駆さんによるデザインコンセプト】声を上げる。その声に気づくこと。
イラストの赤いオブジェクトは、声を上げている人間と、鑑賞者の気づきや感動を表す感嘆符のダブルミーニングだ。
個人の思いや社会が抱えている問題を、映画という目に見える形で主張する。結果、それが鑑賞者の気づきにつながる。
私はその一連の流れを形作るものが、ドキュメンタリー映画であると感じている。
このポスターを見て、世界各地の映像作家の人々が、山形国際ドキュメンタリー映画祭に応募してくれることを願っています。