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2006-05-16 | 金曜上映会のお知らせ〈6月−7月〉

 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室を会場に毎月2回(第2、第4金曜日)上映会を開催しています。ライブラリー収蔵作品を含むドキュメンタリー映画や、戦前の無声映画、映画史に残る名作、自主製作作品や、実験映画、アニメーションなど、普段映画館やテレビ・ビデオなどでなかなか見る機会が少ない作品を中心に上映しています。会費1,000円で月2回の上映会を半年間お楽しみ頂けます。是非ご利用ください。

山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー金曜上映会

69日[金]…〈柳澤壽男監督を偲ぶ〉
 14:00、19:00(2回上映)
そっちやない、こっちや 「コミュニティ・ケアへの道」監督:柳澤壽男/日本/1982/日本語/カラー/16mm/113分

愛知県知多市に暮らす、知的障害を持った成人たち。いつの間にかそこにコミュニティが生まれ、指導員たちとともに自分たちで考え設計した“家”を作ることになる。それは自治体や親たちにとっては不可能と思える事だった。


623日[金]の金曜上映会は、芸工大でのナム・イニョン氏講義のためお休みです。


いのちの神秘、ミクロの宇宙 樋口源一郎

 今年2月に99歳で亡くなるまで映画監督、研究者であった樋口源一郎監督の科学映画を上映します。

714日[金]…〈樋口源一郎 その1 ―粘菌の不思議な世界―〉
 14:00、19:00(各2回上映)
細胞性粘菌の生活史1982/16mm/15分
細胞性粘菌の行動と分化1991/16mm/21分
真正粘菌の生活史1997/16mm/28分

動物でもない、植物でもない、不思議な生き物『粘菌』。ミクロの宇宙に美しく妖しい姿が浮かび上がる。


721日[金]…〈樋口源一郎 その2 ―森に生きる、森をつくる―〉
 14:00、19:00(各2回上映)
菌と植物の共生1999/16mm/28分
きのこの世界2001/16mm/47分

森の循環のカギを握るのは実はきのこだった。植物と共に生きる菌たちの競演。

樋口源一郎

1906年山形県天童市生まれ。30代で映画界入り。1942年『空をまもる少年兵』を初監督。以後約60年間、 90代後半まで現役の映画作家として活動を続けた。科学映画、研究で世界的な評価を得ている。2001年南方熊楠賞功労賞を受賞。今年2月、99歳にて逝去。


※上映作品が急に変更の場合があります。遠方の方はご来場前に番組をご確認ください。
金曜上映会についてはこちらをご覧ください。

[会場] 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室 link 会場地図
[料金] 会員入場無料(友の会会員 半年1000円 当日すぐ入会できます
[主催] 山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会
[問い合わせ] phone: 023-666-4480(映画祭山形事務局)