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2020-11-26 | 金曜上映会特別版・やまがた市民映画学校
山形から生まれたテレビ・ドキュメンタリーが観たい! YTS山形テレビ編

 山形のテレビ局製作によるドキュメンタリー番組の特集上映。第3回はYTS山形テレビ製作の2番組です。

金曜上映会特別版・やまがた市民映画学校
山形から生まれたテレビ・ドキュメンタリーが観たい! YTS山形テレビ編

115日[金]
 10:50(10:30開場予定)
希望の一滴 〜希少難病に光! ここまで来た遺伝子治療〜
 +トーク:庄司勉ディレクター
妖怪を見た男 〜近代建築界の巨人 伊東忠太の世界〜

 14:10(13:50開場予定)
妖怪を見た男 〜近代建築界の巨人 伊東忠太の世界〜
 +トーク:庄司勉ディレクター
希望の一滴 〜希少難病に光! ここまで来た遺伝子治療〜



希望の一滴 〜希少難病に光! ここまで来た遺伝子治療〜2017/46分/第13回日本放送文化大賞準グランプリ

AADC欠損症という遺伝子異常によって起きる希少難病の兄妹(南陽市在住)を10年にわたって取材した医療ドキュメンタリー。
 当時、国内で確認されている患者は6人だけ。患者が少ないゆえに治療研究が一向に進まない現実に、一筋の光が差しこみます。それが「遺伝子治療」でした。自治医科大学の治療チームが、2015年夏、兄妹に遺伝子治療を実施。手術から半年……。寝たきりだった兄妹の運動機能は劇的に改善していきます。これまで効果が報告された遺伝子治療の症例はほとんどなく、停滞していた日本の遺伝子治療研究にとって画期的な成功例となりました。
 山形テレビの取材チームは、自治医大の治療チームを独占取材、国内メディアとして初めて遺伝子治療の現場にカメラが入りました。
 医療の可能性を信じる患者家族、それに懸命に応えようとする医師たち。それぞれの思いが重なり合い、このドキュメンタリーが生まれました。


妖怪を見た男 〜近代建築界の巨人 伊東忠太の世界〜2005/46分/第11回PROGRESS賞最優秀作品

山形県が生んだ近代建築界の巨人であり奇人 伊東忠太。建築家・建築史学者としての活動だけでなく、日本画家・探検家など……実に多彩な顔を持っています。
 極めつきは「妖怪漫画家」です。
 代表作の築地本願寺、一橋大学兼松講堂などには、多くの「妖怪」が棲みつき、彼の建築表現は、謎に満ちあふれています。彼は、いかにして、こうした建築表現に至ったのか。
 番組では、東京大学建築学科や日本建築学会の協力を得て数々の新資料を発掘し、「妖怪」をキーワードに伊東忠太の建築思想の核心に迫ります。
 出演は建築史家 藤森照信さん、東大教授 鈴木博之さんほか。2005年の全国放送以来、今回、15年ぶりの上映・公開となり、建築やデザインに関心のある人にとっては、必見の怪作・奇作です。


[会場]山形市民会館小ホール
[料金]金曜上映会鑑賞会員無料(入会金・年会費無料)、要申込(定員50名)
[申し込み] 申し込みフォーム
[申し込み締め切り]1月11日[月]
[主催]認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[共催]山形市創造都市推進協議会
[協力]株式会社山形テレビ
[問い合わせ]phone: 023-666-4480(映画祭事務局)

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