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事務局より

2024-01-18 | 年始のご挨拶

 新しい年が始まりましたが、大変辛く厳しい幕開けとなりました。
 この度の能登地方を中心とした地震で被害にあわれた皆様、ご家族、ご関係者皆様に、心よりのお見舞いを申し上げます。ご家族を突然亡くされた方々の悲しみはもとより、余震が続く中、避難先での困難な生活に耐え、今後の暮らしに大きな不安を抱えながら日々を過ごしておられる方々の現在に、深く胸を痛めています。被災地域に暮らす皆様が、ともかく安全に、心穏やかに過ごせる日が一刻も早くくることを願っております。

 昨年は4年ぶりとなる会場での映画祭開催にあたり、多くの方にご協力いただきました。また会期中も2万人を超える方々に来場いただき、映画の祭典を盛況のうちに無事終えることができました。本当にありがとうございました。
  今年は映画祭のない年となりますが、次回映画祭2025の準備も着実に進めつつ、各種上映会やワークショップなどを地域で企画してまいります。近隣の皆様だけでなく、ぜひ遠方の方々にも観光がてらお越しいただければ幸いです。

 地震に加え、世界では、いまだイスラエルによるガザ攻撃は止まず、ロシア・ウクライナ戦争も収束の見通しなく、市民の犠牲は増え続けています。今月も東京でパレスティナ関連作品の上映が続きますが、そこに生きる人々がいて今も血を流し続けていることから目を背けず、私たちに何かできることはないか、探し続けていきたいと思います。

(映画祭スタッフ一同)