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2007-05-18 | 金曜上映会のお知らせ〈6月−7月〉

 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室を中心に上映会を開催しています。ライブラリー収蔵作品を含むドキュメンタリー映画など映画館やテレビ・ビデオなどではなかなか見る機会が少ない作品を中心に上映します。

山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー金曜上映会

68日[金]…〈柳澤壽男監督と福祉映画〉
 14:00、18:00(2回上映、夜の部のみ時間変更
風とゆききし製作・監督:柳澤壽男/製作:財団法人 盛岡市民福祉バンク/日本/1989/カラー/16mm/154分

4年がかりで撮影された、柳澤壽男監督最後の長大なドキュメンタリー作品。障害者の生活とその苦悩を通して自由とは何かを問い続け、1999年6月16日に急逝した柳澤監督を偲ぶ。


622日[金]…〈日本映画と日本文学〜“汲取る”の巻〉
 14:00、19:00(2回上映)
伴淳・森繁の糞尿譚監督:野村芳太郎/原作:火野葦平/日本/1957/モノクロ/16mm(原版35mm)/101分

第6回芥川賞受賞の火野葦平『糞尿譚』の映画化。社会の醜い欲望の渦中に巻き込まれた庶民の喜怒哀楽を描く。


713日[金]…〈ヤマガタから生まれる映像作家たち〉
 14:00、19:00(2回上映)
地球の映像工房2006
東北芸術工科大学アニメーション集」ほか

昨年10月の「地球の文化祭」で行われた子どものアニメーション・ワークショップ、東北芸術工科大学の学生作品など、映画祭のあるヤマガタという町で産声を上げ、育つ映像と作り手たちを特集。


727日[金]…〈日本映画と日本文学〜“棄てる”の巻〉
 14:00、19:00(2回上映)
私が棄てた女監督:浦山桐郎/原作:遠藤周作/日本/1969/パートカラー/16mm(原版35mm)/116分

高度成長期、自らの出世のための結婚を目前にしていた努。学生時代に棄てた女が中絶したとの噂が……。遠藤周作『わたしが・棄てた・女』の映画化。


金曜上映会 8月以降の予定作品
810日[金]…『近松物語
824日[金]…『ある映画監督の生涯〜溝口健二の記録〜
914日[金]…『水没の前に
921日[金]…『映画の都――山形国際ドキュメンタリー映画祭'89

※上映作品が急に変更の場合があります。遠方の方はご来場前に番組をご確認ください。
金曜上映会についてはこちらをご覧ください。

[会場] 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室 link 会場地図
[料金] 鑑賞会員無料(年会費3,000円 当日入会可)、当日会員(当日1回のみ)1,000円
[主催] NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[問い合わせ] phone: 023-666-4480(映画祭事務局)