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ポスターデザイン



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開催ポスターデザイン

 ポスターやスケジュールチラシ、チケット等、今回の開催告知に関する宣伝物のデザインは、東北芸術工科大学監修のもと、グラフィックデザイン学科の方々に取り組んでいただき、3年生の遠藤智哉(えんどうともや)さんのデザインに決定いたしました。


【遠藤智哉さんによるデザインコンセプト】 山形国際ドキュメンタリー映画祭は国境を越えて様々なドキュメンタリー映画が集う。いま、リアルで生々しい問題に直面している私たちに、どの映画も、衝撃と同時に、現実に向きあう勇気と、考える力を与えてくれるだろう。これらのポスターは山形で撮った写真を使い、見慣れた山形の日常が、また別の次元でもあることを感じ取れるようにした。毎日のように、なにげなく時間が流れている。しかし私達が知らない想像もつかないような出来事が日常的に起こっているのだ。そんな未知数である日常の中で、ドキュメンタリーが生まれる瞬間を表す3枚の写真でデザインした。このポスターから世界各国のリアルを一人でも多くの人達に伝え、感じてもらいたいと、山形国際ドキュメンタリー映画祭に興味を持つ入り口になるように、願いをこめて表現した。





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作品募集ポスターデザイン

 今回の募集用ポスターのデザインは、東北芸術工科大学と連携のもと、グラフィックデザイン学科の学生の皆さんに取り組んでいただきました。東北芸術工科大学教授陣によって選出された10作品について、さらに映画祭事務局と当NPO法人理事によって審査を重ね、その結果、3年生の佐藤菜月さんがデザインしたポスターに決定しました。


【佐藤菜月さんコメント】 長い間多くの人々の生活を導き時間を共有してきた、(山形市にある)日本初の旅客機関車。しかしこの列車の裏側を見た人は決して多くはないはず。同様に私たちが普段見てきたものにも、目には見えない隠れたストーリーが存在します。そのものが辿ってきた軌跡こそがリアリティ、ドキュメンタリーなのではないかと考え、撮影した本人すら気づかなかったかもしれないことを、映画を通し、様々な人々に知らせてほしいと願い、このポスターを製作しました。