| 日本に生きるということ |
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韓国映画セレクション
在日を描いた韓国映画。韓国映像資料院の協力で、日本未公開韓国映画を上映。
望郷
Nostalgia("Manghyang")
- 韓国／1966／韓国語／モノクロ／35mm／102分
監督：キム・スヨン（金洙容）
脚本：キム・ガンユン（金剛潤）
撮影：チョン・ジョミョン（田朝明）
美術：パク・ソギン（朴石人）
音楽：チョン・ユンジュ（鄭潤柱）
出演：キム・ジンギュ（金振奎）、ソ・スンヒ（徐承嬉［西美智子］）、キム・スンホ（金勝鎬）、ファン・ジョンスン（黄貞順）、ナム・ジョンイム（南貞妊）
製作会社：連邦映画
提供：連邦映画、韓国映像資料院
事業に失敗した社長とその日本人妻。彼らを含む日本社会で差別を受けていた在日同胞は、地上の楽園と喧伝された北朝鮮に帰国する。しかし、北朝鮮で待っていたのは、炭鉱での強制労働だった。北朝鮮で体験した人間以下の待遇に憤怒した帰国者は、組織的に計画をたて、北朝鮮を脱出し韓国へ向かう。北朝鮮の国旗はもちろんのこと、帰国の様子を写した資料映像を使い、リアリティを高めた作品。
あれがソウルの空だ
That is the Sky Over Seoul("Jeogeos-i Seo-ul-ui haneul-ida")
- 韓国／1970／韓国語／カラー／35mm／95分
監督：キム・スヨン（金洙容） 脚本：イ・サンヒョン
撮影：アン・チャンボク（安昌福） 美術：ノ・インテク（盧仁澤）
音楽：チョン・ユンジュ（鄭潤柱）
出演：シン・ヨンギュン（申榮均）、キム・ヒガプ（金喜甲）、ファン・ジョンスン（黄貞順）
製作会社：合同映画社 提供：合同映画社、韓国映像資料院
日本に住んでいる息子をたずねた韓国人男性が、東京で韓国料理店を経営する女性と知り合う。韓国人学校で二世教育を担当している彼女の娘は朝鮮総聯の行動隊員の妨害で授業を行えず困っていた。そのことを知った男は日本における同胞の複雑な状況を知り、行動を起こす……。