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懐かしい山形発掘プロジェクト


「懐かしい山形」を未来へ!

 戦前から戦後、高度成長期にかけて一般の市民や企業や行政機関等によって、それぞれの目的で撮影された古い映像(8mm・9.5mm・16mm・35mmフィルム等)を探しています。

 数十年前に撮影された個人的な記録や市町村の広報映画、また企業のPR映像などにも、生活や歴史の足跡が写り込んでいます。自宅に映写機がないから見れない。何が映っているんだろう?と思いつつ捨ててしまう前にご連絡ください!


「古いフィルムがあります」
ぜひお電話ください。スタッフが調査にうかがいます。
お借りしたフィルムを検証し、必要に応じて補修やデジタル映像化。貴重な映像を再生させます。
また、貴重な資料としてデータベース化を行います。
デジタル化した映像は、持ち主の方にご確認いただきます。
DVD化してお渡しする事も可能です。
地域観光施設等の映像ブースでの視聴
「郷土の歴史を観る」上映会
学習教材として活用

問い合わせ:
特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
懐かしい山形発掘プロジェクト 担当:黄木
phone: 023-666-4480 fax: 023-625-4550 e-mail: info@yidff.jp

 


NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭
新プロジェクト「懐かしい山形」発掘!

 戦前から戦後、高度成長期にかけて一般の市民や企業や行政機関等によって、それぞれの目的で撮影された古い映像(8mm・16mm・35mmフィルム等)が、日本全国に未だ残っています。数十年前に撮影された個人的な記録や市町村の広報映画、また企業のPR映像などは、現代では当時とは違う貴重な民俗資料としての意味をも帯び、その保存と活用によっては、社会教育の教材や観光資源の広報素材としても、独特な魅力を発揮する可能性を宿しています。当映画祭では、そんな映像を、映画祭2007200920112013の4回にわたり、「やまがたと映画」特集の中で発表してきました。上映会場は満席となり、県民に限らず、国内外からの映画祭参加者の映像に対する好奇心を刺激し、充足感の漂う上映会となりました。

 しかし、そうした貴重なフィルム映像の多くが、劣悪な保存環境のもとで再生不能な状態に変質し、その新たな価値に気づかれず、不要なものとして日々消却されているのが、日本全国に共通した現状です。古いフィルムは、物質としての寿命が限界に近づきつつあるものが多く、広く現状を訴えて映像情報のデータ化や保存に取り組みたいと思っております。山形映画祭では、この現状に鑑み、山形県内に向けて呼びかけ、各地に眠っているフィルムを発掘し、必要に応じて、修復やジタル素材への変換などを行い、改めて、現代の地域住民(多様な年齢層)や滞在型の観光客に対し、復活した映像に触れる機会を創出したいと考えています。

古いフィルムは、物質としての寿命が限界に近づきつつあるものが多く、映像情報のデータ化や適切な保存・修復が急務となっています。


これまでの調査・上映活動
2007(平成19)年  山形国際ドキュメンタリー映画祭2007
石原莞爾の撮らえた満州(鶴岡市郷土資料館様所蔵)
立正安国(石原莞爾インタビュー)(鶴岡市郷土資料館様所蔵/映画祭でビデオ化・字幕製作)
戦前〜戦後の上山市(上山市 蟹仙洞様所蔵)
2008(平成20) 山形市・上山市の老人ホームや公民館で、山形市製作の広報ニュース(1959−1962頃)や観光映画を上映
2009(平成21) 山形国際ドキュメンタリー映画祭2009
アダチカテイシネマ(山形市 安達様所蔵)
佐藤久吉ホームムービー集(酒田市 佐藤様所蔵)
2010(平成22) 寒河江市の公民館・公共ホールなどで『アダチカテイシネマ』上映
「懐かしい山形発掘プロジェクト」始動
2011(平成23) 山形国際ドキュメンタリー映画祭2011
新庄と南洋(新庄市 大場様所蔵)
蟹仙洞フィルム(上山市 蟹仙洞様所蔵)
山びこ学校(幻灯編)
2012(平成24) 山形市より提供された『山形市広報ニュース』『開けゆく峠路(1964)、『笹谷トンネル(1960頃)、『私たちの施設(製作年不明)、『のびゆく山形(1959頃)などをビデオ化、市内コミュニティ・センター等で上映
清瀧章作品集(1974−1986)調査、ビデオ化
2013(平成25) 山形国際ドキュメンタリー映画祭2013
やまがた/映像の民俗史(山形市 清瀧様、山形県所蔵)
フィルムのなかのやまがた(山形市 清瀧様、山形市所蔵)
テレビ局の依頼により、視聴者から寄せられた8mmフィルムをビデオ化
2018(平成30) 大江町で『明日への光』(大江町、製作:西村山社会教育/1964)野外上映