日本プログラム
[会場]F5 フォーラム山形5
「場」に刻まれた記憶は、いかに生きられ、未来へ繋がるのか――現代日本のドキュメンタリーが今を生きる私たちに問いかける。
 うしろから撮るな 俳優織本順吉の人生 うしろから撮るな 俳優織本順吉の人生
 Don't Shoot My Back--The Life of Actor Junkichi Orimoto
- 日本/2024/82分
 監督:中村結美 Nakamura Yumi
 キャメラを前にした俳優の空間。老いることによりその聖域を失う父の姿を娘は4年間にわたり記録する。父と娘、そして家族を支え続けた母の記憶をめぐる闘い。 ●10日 
 アパラチアン・レンズ アパラチアン・レンズ
 Appalachian Lenses
- 日本/2024/85分
 監督:加瀬澤充 Kasezawa Atsushi
 アメリカの小さな町で1969年から続くワークショップ。映像制作を通じて、故郷の記憶と現実に向き合う若者たち。だが、上映会前日に過酷な出来事が彼らを襲う。 ●11日 
 あなたのおみとり あなたのおみとり
 My Blue Heaven
- 日本/2024/95分
 監督:村上浩康 Murakami Hiroyasu
 父が最後の日々を過ごすわが家。閉じていく命の前で、新たに生まれ、広がる家族と人のつながり。いのちの記憶が宿る空間の変容を息子のキャメラは静かに見つめる。 ●14日 
 対話のゆくえ 京都大学吉田寮 対話のゆくえ 京都大学吉田寮
 The Yoshida-ryo Dormitory
- 日本/2025/107分
 監督:藤川佳三 Fujikawa Keizo
 百年の自治の記憶を宿す日本最古の学生寮。老朽化を理由に退去を迫る大学に対し、場所の存続をかけ、寮生たちは「対話」を軸にその未来を問いかける。 ●12日 
 春、阿賀の岸辺にて 春、阿賀の岸辺にて
 Spring, On the Shores of Aga
- 日本/2025/64分
 監督:小森はるか Komori Haruka
 阿賀野川流域に刻まれた新潟水俣病の記憶。次世代にその記憶を伝承する営みを記録しながら、土地に生き語り継ぐことの意味をたどる。 ●13日 
- フォーラムシネマネットワーク×YIDFF 2025 特別連携上映
- 『風たちの学校』監督:田中健太/日本/2023/77分/英語字幕つき
 [上映期間]10月10日[金]−16日[木] 
 [会場]フォーラム山形
 ※本作は「UDCast」(バリアフリー上映/音声ガイド)に対応しています。
 ※映画祭2025のフリーパス、チケットは利用できません。詳しくはこちら  フォーラム山形Webサイト:作品紹介『風たちの学校』 フォーラム山形Webサイト:作品紹介『風たちの学校』



