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友よ、いかに生き延びよう
How Do I Survive, My Friend!
Kaise Jeebo Re!
インド/1997/英語、ヒンディー語方言/カラー/ビデオ/80分

監督・編集:
アヌラーグ・シン、ジャラナ・ジャヴェーリー
脚本:クリシュナ・クマール、スミトゥ・コーターリー
撮影:アヌラーグ・シン
録音:ウマー・シャンカル
音楽:ラーフル・ラーム、アシーム・チャクラヴァルティー
ナレーター:クリシュナ・クマール
製作会社:ジャン・マディヤム
提供:アース・ビジョン組織委員会
〒106-0041 東京都港区麻布台1-9-7飯倉ビル3階
Phone: 03-3585-8957 / Fax: 03-3585-8959
E-mail: earth-vision.nozawa@nifty.ne.


アヌラーグ・シン、
ジャラナ・ジャヴェーリー
Anurag Singh,
Jharana Jhaveri


1991年より社会的、政治的な関心事、環境そして人権に論点をおいた映画を製作している。シンは小さな村の部族出身なので、そういった土地の知識と人々の思想の理解が作品のテーマや論じ方に現われている。一方、ジャヴェーリーは社会運動と政治活動を学んできた。民主主義の権利や社会正義に対する思いは、二人で手がけた作品のうち6本の骨組みの一助となっている。二人にとって映画とは、社会変革の道具の一つであると同時に、創作活動の結晶であり、政治的見解を表現する媒体でもある。

ナルマダ川のダム建設のため、幾度も家が水没の苦境に遭った村人たちの記録。作品は、一方で事実関係を暴きながら、もう一方では住み慣れた土地を追い立てられ生計の糧を奪われた人々の声を聞かせてくれる。彼らの非暴力抵抗の試みが象徴的で忘れられないイメージとなって記憶に焼き付けられる―胸まで水につかりながら、家を離れようとせず、夜通 し立ちつくす村人たちの姿である。

【監督のことば】
ナルマダ流域の村々で費やされた7年の歳月と250時間にも及ぶ撮影記録。この映画は、そこに住む人々が実際に体験した変遷の記録である。ストーリーは、歴史書には決して記載されることのない事実―強制退去に対し、自分たちの正義を叫んでいる村の人々を描いている。7年かけて、我々は中央インドに位 置する大河ナルマダ沿いの村々を歩いて廻った。時には一人用のログボートで移動したり、電気も通 わず、道すらない村へも足を運び、水中に沈むことになっている、ひとつの文明での体験を村の人々と共有し、それらを記録した。
こういった村々の部族の人たちは、一体どのようにして闘い続けているのだろうか?誇り、強さ、思慮分別 、希望といったものを持ち続ける術は?民主主義国家たろうものを、このようなプロジェクトに着手させる巨大な力とは何なのか?第三世界の“発展途上国家”に、巨大ダムを建設させる政策とは何なのか?このビッグプロジェクトにかかる費用は?そしてその代償を誰が払うのか?先祖代々、川沿いの村で生活を営んできた人々の、そこを立ち去った後の人生は?国政は“最大公約数的な善行”の名のもとに、虚偽の約束と保証で、どのようにして人々を欺いてきたのか?つい近年まで“近代インドの寺院”だと盲信されていたダムが、今世紀も終りを迎える今、そうではなくなったのはなぜ?これらは、この映画で熟考を試みた論点と問題点のごくわずかである。
この映画は、人々の歴史の記録であるのみならず、ナルマダ流域の村の人々のために作られた作品でもある。過去2年の間に、村々での上映回数は200回を超えている。また欧米では40の大学で鑑賞され、インドでも主な都市で上映された
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COPYRIGHT:Yamagata International Documentary Film Festival Organizing Committee