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再訪やまがたクラシックス

ルート1/USA

Route One/USA

フランス/1989/英語/カラー/DCP/255分/日英字幕版

- 監督、撮影、編集:ロバート・クレイマー
編集:ギ・ルコルヌ、ピエール・シュクルーン、クレール・ラヴィル、キジャ・クレイマー
音楽(作曲・演奏):バール・フィリップス、ピエール・ファヴル、ミシェル・ペトルチアーニ、ジョン・サーマン、フロリス・ニコ・ブニンク
録音:オリヴィエ・シュウォッブ 
照明、製作:リシャール・コパンス
出演:ポール・マクアイザック 
製作会社:レ・フィルム・ディシ、ラ・セット
字幕協力:田中武人

*今回のデジタル化プロジェクトに際し、フランスから取り寄せたデジタル修復版に日本語字幕をつけ直した。

10年ぶりにアメリカに戻ったロバート・クレイマー監督と友人が、ルート1(国道1号線)を旅するアメリカン・ロード・ムービー。65時間にわたって回したフィルムが4時間にまとめられた。内容は重厚だが、どことなく軽快な雰囲気をあわせ持っている。閑散とした風景のなかで出会う人々が、アメリカの象徴なのか、実在する人物そのものか見分けがつかないが、同行者となった観客は、その顔をいつまでも覚えているに違いない。YIDFF '89インターナショナル・コンペティション山形市長賞受賞。


- ロバート・クレイマー

1936年ニューヨーク生まれ。1960年代のヴェトナム反戦と若者たちの反逆のうねりのなかで、映像による左翼前衛闘争集団“ニューズリール”の結成メンバーとなり集団制作により多数の作品を発表。その後もドキュメンタリーとフィクションの境界線上に現代社会の本質を政治的・批評的立場から見つめる作品を発表し続けた。80年代からはパリに在住し、1999年に急逝。山形には1997年に審査員として再来日し、没後の2001年に特集上映が行われた。