ヤマガタ映画批評ワークショップ
映画祭というライブな環境に身を置きながら、ドキュメンタリー映画を通して世界について思考し、執筆し、読むことを奨励するプロジェクト。ワークショップ参加者が、プロの映画批評家のアドバイスを受け、執筆した記事は、映画祭期間中に特設ウェブサイトで順次発表されます。
ドキュ山ライブ!:ヤマガタ映画批評ワークショップ(山形映画祭ブログサイト)
日本語コース:10月10日(金)−14日(火)
英語コース:10月10日(金)−14日(火)
日本語コース講師:北小路隆志
映画批評家、京都芸術大学教授。朝日新聞などに映画批評を執筆。主な著書に『王家衛(ウォン・カーウァイ)的恋愛』(INFASパブリケーションズ、2005年)、共著に『エドワード・ヤン 再考/再見』(フィルムアート社、2017年)、『アピチャッポン・ウィーラセタクン 光と記憶のアーティスト』(フィルムアート社、2016年)、『ひきずる映画』(フィルムアート社、2011年)、『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社、2011年)、『ペドロ・コスタ 遠い部屋からの声』(せんだいメディアテーク、2007年)、『映画の政治学』(青弓社、2003年)、『青山真治クロニクルズ』(リトルモア、2023年)などがある。
英語コース講師:パトリック・F・カンポス
映画研究者、フィリピン大学フィルム・インスティチュート教授。著書に『The End of National Cinema』(University of the Philippines Press、2016年)、『Scenes Reclaimed』(Cultural Center of the Philippines、2021年)など。雑誌『Pelikula: A Journal of Philippine Cinema and Moving Image』の編集長を務める。ティンギン東南アジア映画祭のプログラマーであり、NETPAC(アジア映画促進ネットワーク)およびFIPRESCI(国際批評家連盟)のメンバーでもある。これまでにシンガポール、コルカタ、グアナファト、QCinema国際映画祭、ジョグジャ、ヴズール・アジア映画祭、ジャカルタ・フィルム・ウィーク、フェスティバル・フィルム・ドキュメンター、シネマラヤ、シネマ・ワン、イメージフォーラムフェスティバル、ミニキノフィルム・ウィーク、SeaShorts映画祭など、多数の映画祭でプログラマーや審査員を務めてきた。近年のプログラムには、「Inland, Island」(アジアン・フィルム・アーカイブ)、「Worlds We Are」(現代美術デザイン博物館)、「I Did It My Way: Artistic Risks and Spectacles of Erasure」(DLS-CSB、ArtsEquator)がある。
英語コース講師:クリス・フジワラ
映画批評家、プログラマー。映画に関わる著書や編書をこれまでに数多く出版し、FIPRESCI(国際批評家連盟)の映画批評誌『Undercurrent』の編集長を務めた。映画批評、映画史、プログラミングについて世界各地で講義を行う。エディンバラ国際映画祭アーティスティック・ディレクターなど、多くの機関で作品選定を手がけてきた。山形国際ドキュメンタリー映画祭、ベルリン国際映画祭、シンガポール国際映画祭、メルボルン国際映画祭、国際交流基金などで、映画批評や映画プログラミングのワークショップを企画・指導している。
シンポジウム
ヤマガタ映画批評ワークショップ2025
ディスカッション:ドキュメンタリー映画批評の未来
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現在の世界的な政治状況において、ドキュメンタリー映画の制作や批評にはどのような役割がありうるだろうか? 批評家や映画作家とともに、困難な時代にこそ芽吹くドキュメンタリー映画批評の可能性を討論します。
- 日時:10月12日(日)15:00−17:00
- 会場:やまがたクリエイティブシティセンターQ1(2-C)(定員25名、使用言語: 英語、日本語同時通訳あり)
- 登壇者:
- 北小路隆志(映画批評家)
パトリック・F・カンポス(映画批評家)
クリス・フジワラ(映画批評家)
鍾佩樺(チョン・ペイホワ)(台湾国際ドキュメンタリー映画祭プログラマー) ほか

『映画批評コレクティヴ』の発行
YIDFF 2015の「ヤマガタ映画批評ワークショップ」講師や参加者による評論、シンポジウムなどをまとめた『映画批評コレクティヴ1』、同じく2016年11月のサラミンダナオ・アジアン映画祭(フィリピン)で開催されたワークショップ の成果を収めた『2』、そしてYIDFF 2019と2020年のシネマ・レヒヨン(フィリピン)での作品レヴュープログラムから生まれた『3』が、本ウェブサイトより全文閲覧・ダウンロードできます。
