山形から生まれたテレビ・ドキュメンタリーが観たい! YIDFF出張版
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山形のテレビ局制作によるドキュメンタリー番組を“スクリーン”で観る特集シリーズ。通常はフィルムライブラリーの金曜上映会で1局ずつ紹介しているが、今回は映画祭出張版! 在山形テレビ局4局のドキュメンタリーを一挙上映! 映画館のスクリーンに大きく映し出された「番組」とまともに向き合う体験を共有したい。
山形放送 YBC
三つめの庄内 〜余計者たちの夢の国〜
The Three Shonais: The Land of Dreams for Outsiders
2022/46分
ディレクター、プロデューサー:三浦重行
撮影:斎藤雄己
ナレーション:松本光生
青森県六ヶ所村に「庄内」という開拓地がある。北海道のサロベツ原野にも「天北の庄内」が。満洲に渡り第二の庄内をつくろうとした人々が戦後、苦難の末に築いた土地。余計者と言われ、生きるための場所を求め続けた開拓者たちの軌跡。民放連賞グランプリ受賞作。
でくのぼう 〜戦争とPTSD〜
Dekunobo: War and PTSD
2023/46分
ディレクター、撮影:伊藤翼
プロデューサー:結城義則
ナレーション:二又一成
定職に就かず家族と会話もしない、虚ろな目をした父。鶴岡市出身の黒井秋夫さんは、亡き父 慶次郎さんを尊敬できなかった。戦争が父の心を壊したのだと、知るまでは――。今も苦しむ遺族の証言、現存するカルテから、兵士の心を壊した過酷な戦場の記憶に迫る。
山形テレビ YTS
ルビー色の誇り 未来につなぐ“さくらんぼ150年”
"150 Years of Cherry Cultivation": The Ruby-like Treasures that Connect with the Future
2025/46分
ディレクター:荒木拓美
プロデューサー:秋葉和弘
2025年、山形が誇るサクランボは栽培開始から150年という節目を迎えた。「サクランボ王国」の歩みを振り返るとともに、生産者に立ちはだかる気候変動という危機、県民の誇りを未来につなごうと奮闘する人々の思いを、タレント 橋本マナミが見つめる。
時代の波に抗えますか 黒川能農物語
Do We Go against the Times?: The Two "Nohs" of Kurokawa
2025/46分
ディレクター:寒河江徹
制作統括:後藤啓文、黒須英之
山形県鶴岡市に500年以上前から伝わる「黒川能」。地元農家らが代々「神事能」として奉納してきたが、少子高齢化などで存続が危ぶまれている。また能の担い手である農家の後継者不足も深刻に。手法は違えど「能」と「農」の継承に奔走する役者たちの姿に迫る。
テレビユー山形 TUY
すっぴんで 〜車いすギャルの900日〜
A Natural Look: 900 Days with a "Gal" in a Wheelchair
2021/47分
ディレクター:渡邉拓磨
プロデューサー:佐藤浩
2018年、屋根の葺き替え作業中の事故で車いす生活となった渋谷真子さん。気付いたのは車いすユーザーに向けた情報が少ないこと。「障害があること=不幸」ではない。誰かの希望になりたいと、今の自分ができることの可能性を探しYouTubeで発信し続ける彼女を追う。
野球に恋して! ANOTHER STORY 〜惺山高校女子硬式野球部の1100日〜
In Love with Baseball! Another Story: 1100 Days with the Seizan High School Girl's Hardball Baseball Club
2025/50分
ディレクター:伊藤史明
プロデューサー:佐藤義亀
2022年春、県内初の高校女子硬式野球部として創設された惺山高校女子硬式野球部。野球ができる喜びに溢れた笑顔、負け続けた日々、感情のぶつかり合い……。どんな時もカメラがそばにあった。彼女たちが野球から学んだこと、そしてこれからの人生に与えた影響とは。
さくらんぼテレビ SAY
45年目の序曲 〜山形交響楽団の挑戦〜
45 Years of Overtures: Challenges of the Yamagata Symphony Orchestra
2017/46分
ディレクター:斎藤康広
プロデューサー:木村奈緒美
山形県内唯一のプロ・オーケストラ「山形交響楽団」を追ったドキュメンタリー番組。ふるさと山形に“音楽による感動”を伝え続ける楽団員の奮闘ぶり、地方のオーケストラの厳しい経営状況やそれを打破すべく改革を進めていく、彼らの姿を追った。
途切れた鉄路 〜米坂線復旧へ必要な覚悟〜
The Ruptured Railway: The Resolution Needed to Restore the Yonesaka Line
2025/46分
ディレクター:松本要
プロデューサー:佐藤武司
JR米坂線は、2022年の豪雨で被災し現在も運転見合わせが続いている。復旧に莫大な費用と工期を要すため、JR東日本は単独復旧は困難と発表。仮に復旧できても赤字路線をどう維持していくのか? 「 鉄路」復旧を目指す地元に突き付けられた問題を探る。
