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ガザにてハサンと

With Hasan in Gaza
مع حسن في غزة

パレスティナ、ドイツ、フランス、カタール/2025/アラビア語/カラー/DCP/106分

- 監督、脚本、撮影、編集、録音:カマール・アルジャアファリー
編集補佐:マルティン・アルベラエス
音楽:サイモン・フィッシャー・ターナー、アッティラ・ファラヴェッリ
整音:ヨヘン・イエズセック
カラー・グレーディング、合成:ヤニグ・ヴィルマン
編集顧問:ベンジャミン・ミルゲ
追加音楽:ルーシー・レイルトン
グラフィック:キアラ・アレクサンドラ・ヤング、フランチェスコ・ベラガンバ
エグゼクティブ・プロデューサー:フラヴィア・マッツァリーノ
協力:Doha Film Institute、Centre National des Arts Plastiques、 Gwaertler Stiftung、Columbia Institute for Ideas and Imagination、Media City Film Festival's Chrysalis Fellowship、 Atelier 105 - Light Cone
製作会社:Kamal Aljafari Productions
提供:Kamal Aljafari Productions、フラヴィア・マッツァリーノ

ある日見つけたビデオカメラ用の古い録画テープ。再生すると、ガザを旅する自分自身の姿があった。映画作家は、テープの表面に記された〈ハサン、ガザ、2001〉を頼りに記憶を辿り、その旅が、若き日に理不尽な理由で刑務所に収監された折の同房者を探す旅だったことを思い出す。1989年の監房の記憶と2001年のガザの記憶。二度のインティファー ダに連なる過去の記憶がガザのいまに接続され、終わることのない痛みを呼び覚ます。不条理を問い歴史の忘却に抗うための思索の旅。(KH)



【監督のことば】ガザとそこに暮らす人々へオマージュを捧げたい。パレスティナ人の存亡を決するこの切迫した瞬間に消し去られ、私の元に回帰してきたすべての者へのオマージュを。カタストロフと抗いの詩情についてを描く映画のもとで。

 これは私が決して作るようなことはなかった初めての映画である。


- カマール・アルジャアファリー

パレスティナ人の映画監督、アーティスト。作品はロカルノ国際映画祭、ロンドン映画祭、ウィーン国 際映画祭、第35回サンパウロビエンナーレなどで上映されている。マルセイユ国際映画祭、ペーザロ映画祭、ヴィジョン・デュ・レエルなどで受賞。2024年には、ポルトガルのインディー・リスボアで全作品回顧上映が開催された。米国NYニュースクール大学やベルリン映画テレビアカデミーで教鞭を執り、ハーバード大学映画研究センターのフェローを務めた。現在は、コロンビア大学思想・想像力研究所のフェローとして、ヤーファーで撮影されるフィクション映画『Beirut 1931』を企画している。