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公園

Park
Taman-taman

台湾/2024/インドネシア語、ジャワ語、北京語/カラー/DCP/101分

- 監督:蘇育賢(スー・ユーシェン)
撮影:田倧源(ティエン・ゾンユエン)、蘇育賢(スー・ユーシェン)
編集:蘇育賢(スー・ユーシェン)
録音:ナイジェル・ブラウン
製作:廖修慧(リァオ・シウフイ)
製作会社・提供:你哥影視社(Your Bros. Filmmaking Group)

ふたりのインドネシア人詩人が台南公園で語り合う。卒業が近づく留学先の学校のこと、故郷に残した家族のこと、将来のこと。他愛もない話のうちに日が暮れた夜の公園で、彼らは同郷の移民たちについての詩を読み上げる。やがて、警備員の小屋を収録ブースに見立て、公園のところどころに置かれた石をスピーカーにして、彼らは架空のラジオ番組を始める。故郷を離れた者たちが故郷の言葉で語る声が、幻想的な舞台と化した夜の公園に響く。その声は誰に届くのか。排他性を強める世界で、公共の意味とは何かを問う。(YH)



【監督のことば】風景画にたとえて言うなら、どんなに写実的に描こうとも、画家は眼の前の風景自体を展示会場に移すことはできないですよね。でも、画家が場所を選び、足したり引いたりしながら色づけて仕上げた風景画は、ときに魂をより遠い場所へといざなうことができます。あるいは、絵はもはや独立した景色となり、全体あるいは細部が、人に憧れや畏怖を抱かせます。ときには、風景画を見ながら画家がこのキャンバス越しに向き合っていた景色を想像するうちに、徐々に自分も景色の一部になっていくように思えてきます。


- 蘇育賢(スー・ユーシェン)

芸術愛好家。台南芸術大学造形芸術研究所で学び、現在は你哥ニーグー影視社のメンバー。特定の素材にとらわれず創作し、自分がやっていることについてはあまり考えていない。主な作品に『駆け込み小屋』(2019、YIDFF 2019)、『駆け込み宿』(2021、YIDFF 2021)がある。